ドラゴンクエストビルダーズ最終章、ラダトーム。
精霊ルビスの声も届かぬ、勇者一族の中の裏切り者が住まう地、闇の世界の奥底ラダトーム。
今までの章とは異なり大地に光をもたらす希望の旗すら持ち合わせていません。
裸一貫。
そんな中、闇の大地をふらふらと覚束ない足取りで彷徨うとともなく見つかる一つの小さな集落跡。
そこには一体の石像と世捨て人みたいな爺さんが一人。
この爺さん、霞を食って生きてきたからそれを分けてやろうと言って、話しかけると飢餓を満たしてくれるのですが、霞を腹の中に取り込んで熟成させて口から送り込んでいるという…なんかまったく想像したくないような方法で腹を満たしてくれます。
これ頼り続けてたら絶対ヤバいやつでしょ…。
満腹感のみ与えられて実際肉体的な栄養は何も与えられず、気が付いたら骨と皮だけの体になって土ブロックすら持ち上げられない体になっちゃうよ。
それでもどうせなら爺じゃなくて石化を解いたお姫さまにやってもらった方がいいんじゃないか? とも考えましたがそんな方法を習得している姫様も嫌だな…と思って落ち着けた。
寂れた集落跡から城跡に拠点を移すと爺さんは「霞を腹に取り込めなくなってしまった…」と言って便利な満腹キャラを卒業してしまうのですが、ちゃんとかつて人間が栄えていた時代の遺跡に触れて人としての常識を取り戻したのではないだろうか…と生暖かく思うのでした。
闇に囲まれた世界で、聖水を握りしめて振りまいていかないと生きていくこともできない闇の大地。
ストーリーも最終局面な雰囲気があってワクワク感がスゴイ。
少し進めて拠点の城跡を整備すると、元のシリーズでも出てきた虹の滴を作る為のアイテムを三人の賢者が持ってきてくれているがたどり着かない、探してきてくれないかという依頼。
ほいほいと探しに行くわけですが、その賢者の一人一人は今までの章で出会った人物で…みたいな展開。
シンプルなストーリーの割に熱い展開じゃないか…!
2章リムルダールで出会った献身的なシスター、エル。
3章マイアガライアで出会った暑苦しい筋肉ダルマ共に慕われる姐御、アルメダ。
1章に居たすごい鼻毛、ロロンド。
三人から各々が持ち寄ってくれたアイテムを合成してりゅうおうへ至るアイテムを生成。
精霊ルビスによると「りゅうおうまでの道筋をつくる」がビルダーに課せられた使命であるという。
そのあとはいつか現れる勇者の血を引くものが継いでくれる。
そうは言われても今を生きる人がそれでは平和な世界を見られないではないかと抗議する主人公。
それ以上は無理が効きませんよと諭すルビスを振り切ってりゅうおう討伐に向かう主人公。
勇者ではなかったのかもしれない。
それでもきっと理由があって、立ち向かっていくその姿は勇者以外でもなんでもなく、誰かの勇者と成った主人公がそこにいた。
面白かった。
めんどくさいトロフィー埋めプレイを初めて、駆け足プレイながら二週目で初めて気づく要素もちらほら。
幽霊が見える設定、伝説のビルダーだからなんか見えるとかいうふわっとしたそれ以上の意味なんてないくらいのノリかと思いきや、ちゃんともう少し主人公の出生と背中合わせくらいにはなっていました。
トロコンは面倒くさくはあるけど、時間かければ絶対できるし、一番自分と相性の悪い運要素が絡む事柄に関しては既にクリアした。
ちまちまやるかあ…。
クリアする頃にはロロンドもなんか結構好きになってたよ。鬱陶しそうだけど…。
最後なのでSS多め
ルビスの念押し
めちゃくちゃ信用ない
勇者の三種の神器集めたから図に乗ってると思われてる
ウザさが一周して愛着湧いてきた
速攻で起きる確執
ラダトームの霞爺、狂乱
ナチュラルにやばい人判定食らってた(そりゃそうだ
ムッ!
当然ながら気軽に承諾したらゲームオーバーだった
周回してる最中に見つけたピリン嬢の歯に衣着せぬ物いい。
シュールな文字列
最後に超げきとつマシンの勇姿