f:id:kawati:20081218002949j:image:right
トイレの貯水タンクに沈める消臭剤的なあれは、大概しばらく放置すれと書いてあるものですが、僕は特に理由など考えずに従っていました。ですがつい先日、その真なる理由を知るに至ったのです。
貯水タンクには水が一定量溜まっていなきゃいけないわけですが、ボールで栓をしているだけなんですよね。
レバーを捻るとボールが持ち上がり、出来た隙間から水が流れ出し、その吸水力でボールが再び栓をして水が止まるという仕組みになっているわけです。多分ね。というかここで使うのは吸水力であってるのん……? 吸引かな。
しかし、しかしです。
トイレの消臭剤的なあれ、固形で高さのある円状のあれを入れてレバーを捻るとですね、ボールより先に消臭剤的なあれが先に穴を半端に塞ぎ、本来その栓の役目を果たすボールが定位置につくことが出来ず、生まれた隙間からタンクの貯水が全て流れ出し、隙間が出来ているため貯水が出来ずに延々流れ続けるという恐ろしい水道料金浪費アトラクションが出来上がってしまうわけです。
どうして適量の貯水で水が止まるのかまでは良く知らないですが。そのアトラクションの有効期限も、固形物がその形を成さなくなり、ボールが穴を塞ぐまでという水道料金真っ青な期限。
水が一向に止まる気配がなく、不思議に思ってなんじゃらほいと蓋開けて中を覗いて、暫く考えてようやっと気が付きました。