f:id:kawati:20090122000459j:image:right
スルメで有名な(僕と知人の間で)アナイアレイターことアナさんの旧譜を買いまして、それは別によいのですが、もう一枚、ラムシュタインの新譜と思って脊髄反射で購入したアルバムがあったんですよ。
届いて、ラムらしいジャケットだなあと頷きつつ、パソコンに取り込むために読み取りさせたわけです。itunesに表示される曲名、アルバム名、バンド名、ジャンr……あれ? バンド名。バンド名がアルバム名と同じです。新興バンドがバンド名と同じ名前のアルバムを出すことは珍しくありません。あれ、もしかして違うの?
検索……確認……こ、これラムシュタインちげえええええ!? 何ということでしょう。ジャケットセンスも似てるし、amazonでラムシュタインの検索から辿り付いた筈なのに、ラムシュタインではなかった……。そしてitunesで表示されるまで、微塵も疑わなかった……。
曲自体、アルバム自体は悪くないと思うんです。特にタイトルトラックEmigrateは引越しおばさんのようなテンションで移住! 移住! さっさと移住! そう言っているだけなのに(多分違う)格好いいですし。ただ、その、ラムシュタインじゃないのかあ……。



バナーをくださったぐれーとな方(以下ぐれーとさん)とバナーについてお話をした際に、僕がいかにも何も考えてなさそうな洟垂れ面で発した言葉の中に、バナーは200*40の狭苦しい箱庭のようだという発言がありました。ぐれーとさんが妙にその表現に食いつかれたので(具体的には箱庭という単語に)、んじゃまあちょっとそれをテーマに何か書いてみようかなと思って書いてみたものの、恐ろしく鬱な話になりました(492)。そして後ほど話したあと、ぐれーとさんのあまりにポジティブな考えに衝撃を受けてこいつぁ書き直さざるをえないと考えました。
僕は脊髄反射的に、閉鎖世界から崩壊と言う方向に向けて駒を進めたわけですが、ぐれーとさんの考えだと箱庭とはつまり、完結した幸せとなるわけらしいです。血の繋がりのある兄弟の輪は、幸せで象られた箱庭の一種だと。ほんまぐれーとさんはぐれーとやで……。
そして僕も安直ながら姉弟を出して箱庭論を語ろうと意気込んだのですが、またしても駒の進めた方を間違えた(494)。