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年末で今年最高のガッカリオペレーション。
新年まで耐え切れなかった弱い心が、その弱さを殺して慎重になるとき。
写真の一式だけで六万だか七万だか出てるので、しくったときのガッカリ感もただならぬものであることは想像に難くありません。
でも作る前からどこでしくるだろうと考えるほど、ぼくの自作道中には初見殺しの罠がいっぱいなので油断ならず、せいぜいハードが取り返しのつかないようにならないことだけを考えて、慎重にやるだけです。
E8500
GeForce9600GT
メモリ2G(追加なんで計4G
HDD1T
EP45(マザボ
まあある意味鉄板的な感じで。9600GTがめちゃくちゃ長くて吹いた。7600GTの二倍くらいあるというか、22センチある。入るけど……入るけど、長いなあ……。
マザボもへし折れそうなことにならないよう注意します。


そしてパーツが届きました。
早速ゆっくりあけて組み立てます。インテルのCPUクーラーの取り付けに手間取ったものの、割と順調に、何も問題なく組みあがります。ここまではいつもそうなんです。
そして不安半分期待半分で電源をおn……システムのぴっぴっぴっぴっ……という短音が20近く鳴り、そのまま電源が落ちる。
……? ……!? ……はっ!? 何今の!?
ガッカリ以前に門前払いのような状況に愕然。えーとちょっと待てよ、短音の連続は……電源。電源の不調?
9600GTは補助電源もいるやつだけど、まさか電源が足りてない?
そう思って7600GTに戻して、これで起動するのかなーまさか無駄金やってしもたかーという気分で電源をオン。連続で鳴る短音。
違う。
少し考え、顔を青くする。まさか、まさか電源自体が潰れて……いやいや、起動の気配はある、死んではいないはずだ。前のがマザーボードの不調ではなく電源によるものだったのなら、死ぬのは僕のほうだ。金銭的な意味で……。
でもまあこういうときに取れる行動なんてたかがしれてるよね、と自分に冷静になれとちっとも冷静じゃない声で言い聞かせつつ、冒頭に書いたガッカリがフラグではなかったことを祈ります。
サウンドカードをはずし、キャプチャボードをはずし……。
何回連続する短音にガッカリしたことでしょうか。ガッカリフラグはある意味成立しています。
ちくしょー何だよまたかよーとうめき声を上げながら電源から出ているプラグを全部抜いてから挿し直し、何にも期待せずに電源を入れると起動。マジか。どこかの差込が甘かったとか、そんな理由? あまりにもショックで、それでも無事起動したことはうれしく、見せ掛けの気力を振り絞って9600GTを挿し直して起動するか確認。成功。
その後は苦労が嘘のようにトントン拍子で何一つ問題なく進み、隙あらば遊びに来ようとする青画面も出てきませんでした。前は、たぶん、グラボのを一番最初にいれたせいで出たので、きちんとマザボドライバから。
パーツが来る前に書いた文の、初見殺し……というより初心者殺しの罠に見事嵌ってしまった。