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WALL.E観てきました。これはすばらしい。大好きです。
出会い頭でいきなり相手を消し炭にしかけるヒロインなんてディズニーも味なことをする。
ネタバレもある感想。
見事なほどの、ウォーリーの恋する少年的主人公ぶりとイヴの正当派ヒロインぶり! 最近の正統派ヒロインは殺伐とした部分も持っているのですね。
ウォーリーの徹底した一途さと、デレてからのイヴさんたまらんわぁ……。


あと敵キャラ役のオートさんの存在も欠かせません。移民船の自動操舵ロボットで、舵の形をしておりますが、このロボットがウォーリーやイヴ以上にロボットらしいロボットです。絶対命令に従い、融通がきかない。これだよこれがロボットだよ!
絶対命令に従うと言えば、サブキャラのモーも同じです。出番の三分の二くらい、ずっとウォーリーの残した汚れをひたすら掃除しているちっこくてかわいい掃除ロボット。エンディングでも掃除してます。ちっこい分動作も単純で、ひたむきに命令に忠実な様は、むしろ愛らしい。オートさんはある意味枷になってましたからね。


冒頭の地球の荒廃ぶりは、ある意味序章詐欺なアイアムレジェンド的なものを彷彿とさせました。ただあちらは無人ニューヨークであったのに対し、こちらは荒廃が進みすぎて具体的な場所の面影はなく(世界観的に当然ですが)、ウォーリーの職務遂行の証拠でもある、ゴミブロックを積んだ塔と打ち捨てられたビルが並ぶばかり。土と鉄錆の色が延々と連なるその世界は、寂しさと共に荒廃的な美しさも見て取れます。


あとロボットたちが船の地球への帰還を防ごうとするのは、極めて単純な、単なる優先上位命令からであったわけですが、僕はてっきり人間が地球に帰ることによって移民船のロボットは不要と見なされるのを阻止しようとしたためと解釈してました。
でも上でも書いたように、オートさんの性質を考えれば自己都合はありえない話ですね。考えが浅かった……!
終わりもまた凄かったです。イラストタッチの「ウォーリーとイヴ、その後」にスタッフロールの脇で展開するドット小劇場。余韻を殺さない終わり方で、実にほのぼのできました。


というか日本のは大分時差があって向こうじゃDVDももう出てるみたいですね。
既にこんなものが。特典でこういうのがあるのかー。日本版はいつ出るのか全然判らないけど、チェックはしておこう。

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