ソラリスの陽のもとに
砂漠の惑星と同じく全集から。作者も同じ。


今度は海が未知のものとして立ちふさがる。
ただ砂漠の惑星と比べると若干地味な印象がありました。
ステーションの中でソラリスの使者との対話をしながらソラリスについて探っていく……と書くと別の物のようですが。


海は砂漠の惑星に出てきた不可思議の集合体であった極小機械と違って、その不可思議の一端を切り離してステーションに送り込んでくるわけです。そしてそこから起こる主人公の苦悩を描いて気持ちに整理をつけていくわけですね。地味や。