今更ながら、夜と霧を読む。有名な本なので説明の必要もなさそうですが、ナチの強制収容所体験記。
極限状態で浮き出てくる人間の本質とは何かを問い続けてます。
善悪の問いや、生きるとは何かといったような葛藤が続く最中でふと出てきた、自然の美しさに対する描写。
64ページからの「壕のなかの瞑想」で最後の一行にある文、
「世界はどうしてこんなに美しいんだ!」
この本文手前の背景描写と合わせてみると、この一文が何故だか掛け替えのないものに見えて泣きたい気持ちになってくる。