GOSICK
ミステリ。幽霊船の謎を解く話。明らかに異能が介入してこなさそうで、安心して読めました。それでも案の定犯人予測とかはまるでしなかった。
追い詰められて主人公が不思議な力を発揮することなく、普通に体術で撃退してました。ヴィクトリカとの友情だか愛情だかを芽生えさせつつ、ヴィクトリカを神秘の壇上から降ろすことはせずに匂わせるだけで、大筋はミステリとしての顔で進んでいきます。二巻以降はミステリとしての顔を持ちつつ、その脇ではヴィクトリカとの関係もじりじりと歩み寄り、ふとしたことで突き放されたりするんだろうなあ。二巻以降も読みますけど、まだ読んでないし、一巻の感想だけ書けばいいやのスタンスなのでもう書きません。
あと妙にあとがきが面白かったです。