f:id:kawati:20071104155720j:image:right人々が目指したユートピア。理想である平等社会。人々は笑顔を浮かべ、過ぎ去る日々に何の疑問も抱いていない。
主人公がその中でふと疑問を抱いたところからゲームが始まります。
目的はユートピアの崩壊。そのために主人公は扇動や破壊工作などを行います。ただし扇動は煽るだけの知識を身につける必要があり、破壊工作は警備の隙をつかなくてはなりません。扇動する層も重要な要素です。市民ばかりを扇動しても軍に鎮圧されますし、軍ばかりを扇動しても軍政に切り替わってしまいます。バランスよく煽り立てて、理想郷の名の上に胡坐を書いている支配者を表に出すことが何よりも必要です。


そんなシミュレーションゲームの妄想をしていたのはいいのですが、問題は内部完結した理想郷を前提として作っておく必要があるわけで、平等から成り立つ理想社会がうまく思い描けない僕はまだまだ想像力不足だな、と思うと同時に描いた理想郷をこいねがうほどの狂信性は持っていないと確認してなんだか安心するのでありました。というか、これは皇帝衣装(about参照)向けのネタだったな。