佐藤春夫が書いていたことで、聾者は愚人のように見え盲人は賢人の如く見えるとありました。その理由とは前者は人の言うことを聞こうとして眉を寄せ目口を開くところがある故に間の抜けて見えるということに対して盲人は瞑目沈思の様相で思慮深そうに見えるというものですが、それは現代においても印象に置いてはあまり変わらぬ様に思いますというのも盲目の詩人やら賢人やらというのはたまに見ますがそういった記号的な意味合いで聾者が出ているのをあまり見たことがないからです。
ここまで書いておいてなんですけど特にこれ以上はない。